妻の家庭内別居の原因は、夫だけの問題ではない？？①

妻の家庭内別居の原因は、夫だけの問題ではない？？②

家庭内別居中の人が増えていると、最近よくテレビで見ます。


その中心は　いつもといっていいほど、主婦の方々です。



その主婦の方々の言い分として、「離婚を考えたけど、経済的な理由であきらめた」「こどものために離婚はしない選択をした」などで別居という形をとっている方が多いようですが、、、。


別の言い方をすると、結婚や出産後も辞職せず働いていれば、経済的な問題はないので、今の夫と家庭内別居ではなく、違う選択を考えた、、、かもしれません。
これを反面教師として思うことは、女性が結婚や出産で辞職をしてしまうと、その後の人生で、ある選択をするときに、経済的な面というだけで自由な選択ができなくなっているのでは？？　、、、ということです。



中には、長年働いていなくても再就職をする人もいるのかもしれません。でも、実際、新卒を多く雇っている企業の現状を考えると、難しいのだろうと思います。だからこそ、夫の収入で生活をしている主婦の方々が、自分だけで生活をするとなったときに経済的な不安を持つのは当たり前だと思います。



もちろん、今の40～60代の方々での家庭内別居では、まだまだその方々が結婚や出産した時代は、結婚や出産で辞職が当たり前の世の中だったのかもしれませんし、将来、夫に対する愛情が、家庭内別居するまでなくなるなんて思わなかったんだとは思います。それは、今から結婚、出産しようと考えている方々が、「将来、家庭内別居するぞ！！」と思って結婚、出産しないのと一緒です。



しかし、最近、こんなにもテレビで、家庭内別居について話題が出ていて、そういう将来もあるかもしれない、、、と考えることは、普通だと思いますし、そういうことも考えて結婚や出産をしていく時代なんだなーと思います。



夫に対する不満が積もり積もってって離婚を考えた時、経済的な面を考えて家庭内別居を選んでいる人がいるようですが、愛情がないと気づいてから、その愛情もない人と一生一緒に居続ける選択をするしかないなんて、苦痛なのではないでしょうか。人生一度しかないのに、幸せを感じられない人生を選択するなんて、想像しただけで悲しくなってしまいます。



離婚だけではなく、
もし、夫が不慮の事故に遭って障害を持ったら、
もし、夫が亡くなったら、
もし、夫が他に女を作って出て行ったら、
などなど、いろいろなパターンで、経済的に夫に頼っている生活を考えなければいけなくなる場合が、将来、訪れるかもしれません。



女性にとって、結婚や出産という人生のイベントがあっても、仕事をそれまで通りと同じように継続できる社会が、女性の経済的自立につながり、結婚、出産後の将来の選択肢を広げることになるのではないかと考えます。そのため、これは夫婦間だけの問題ではないと思います。社会がこのような家庭内別居夫婦を生み出している部分もある気がしてなりません。



結婚や出産後の辞職は、女性にとって「家庭を持ったから辞職したほうが良い」と思わせるような社会ではなく、「仕事を続ける選択もあったけど、あえて辞職を選択した」という社会になればいいなーと思います。

妻の家庭内別居の原因は、夫だけの問題ではない？？②

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妻の家庭内別居の原因は、夫だけの問題ではない？？②